フィールドノート・群馬県

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目次

• 群馬県／赤城山
• 群馬県／袈裟丸山
• 群馬県／武尊山
• 群馬県／尾瀬
• 群馬県／多々良沼
• 群馬県／白砂山

群馬県／赤城山

2015年 9月 8日　10:00 〜 12:00
雨

• せっかく訪れたのに雨が止みそうもないので山登りは諦めて、せめてもと覚満淵を一周しました。
• 雨の中を遠目にですが、岸に沿ってチョコチョコ泳いでいる水鳥が 3, 4羽見えました。ハイイロヒレアシシギを見ていたのでそれかと思いましたが、帰宅して写真と図鑑を照らし合わせてアカエリヒレアシシギと判断しました。こんな内陸の山の中にいるなんて意外でした。

• いつも間にか山は秋。トネアザミ、アキノキリンソウ、ヨメナの仲間、サラシナショウマ、ワレモコウ、リンドウ等、思った以上沢山の花に会えました。

• 参考にならないコース・タイム
  赤城IC = 赤城公園ビジターセンター（10:00） - 覚満淵 - 鳥居峠 - 覚満淵（12:00）- 赤城公園ビジターセンター = 前橋IC
  * 数字は時刻です。鳥見・花見・休憩等をしながらのノンビリ・タイムです。
  

群馬県／袈裟丸山

2015年 6月12日　09:45 〜 16:30
雨（降ったり止んだり）

• 群馬県と栃木県の境の前袈裟丸山に登ってきました。ほとんどガスの中で、いつの間にか雨が降っていて、そう思うと止んでいるという天気でした。下山時一時晴れ間が見えました。
• セキレイＳＰはガスの懸かった折場登山口で。確認する前に飛んでいって仕舞いました。
• コルリは1300m位の尾根筋でしきりに鳴いていました。尾根の右と左にそれぞれ別の個体がいて張り合って鳴いている様でした。片方はアルト、片方はソプラノでした（♂ですが）。
• 頂上（1878.2m）付近ではウグイスとメボソムシクイの世界でした。
• 途中一度だけ「ヒーツーキー」という声がしました。エゾムシクイではないかと思いました。
• ヒガラは幼鳥が山道の水たまりでうごめいていました。飛べないのではと思う程小さかったのですが、1羽は見事（？）に近くのツツジの木に移り私を避けました。もう 1羽いましたが彼（彼女）はじっと上を向いたままでした。こちらはさっさと遠ざかりました。
• 折場登山口から小中方面へ車で下る途中、道の真ん中で何かを漁っているワシタカに出くわしました。濃淡のある褐色の羽色でした。

• ツツジはほとんど終わっていましたが、1500m付近で 1本だけ、シロヤシオがまだ花を付けていました。なかなか立派な木でした。

• 参考にならないコース・タイム
  折場登山口（09:45）-（10:30）賽の河原展望台（10:45） -（10:50）賽の河原 -（11:55）小丸山 1676m（12:00） -（12:15）避難小屋 -（13:12）前袈裟丸山（13:45） -（14:20）避難小屋 -（14:35）小丸山（14:50）-（15:15）床水 -（15:35）賽の河原展望台（15:50）-（16:30）折場登山口
  * 数字は時刻です。鳥見・花見・休憩等をしながらのノンビリ・タイムです。
  

群馬県／武尊山

2015年 5月27日　07:30 〜 16:30

晴れ

• 昨年秋に登った上州武尊山へ残雪を求めて登りました。但し今回は 人数が多く、不動岳の通過に時間が掛かったのと、植物に時間を取られ前武尊までとしました。
• トケン類 3種（カッコウ、ツツドリ、ホトトギス）の声が聞こえました。
• 比較的下部はミソサザイ、上部はウグイスの声に満たさせていました。
• ずっと鳥の声に包まれご機嫌でした。

• アズマシャクナゲの色の濃淡が楽しめました。
• 歩き出してすぐにタチツボスミレが登山道に沿って咲いていてびっくり。有茎種というのがよく分かる程背が高目でした。
• 前武尊の頂上ではサクラ（チョウジザクラ？）が満開でした。

• 参考にならないコース・タイム
  川場谷野営場（07:35）-（08:10）最初の分岐 -（08:55）旭小屋分岐（09:05）-（09:40）禅定の窟 -（10:23）不動岩 -（10:45）カニのよこばい - 背摺り岩 - 不動岳 -（12:35）前武尊（13:40）- OGNAスキー場上部 -（14:30）スキー場・天狗尾根分岐 -（16:05）最初の分岐 -（16:30）川場谷野営場
  * 数字は時刻です。鳥見・花見・休憩等をしながらのノンビリ・タイムです。
  

不動岩から剣ヶ峰方面を望む

2014年10月09日　06:00 〜 16:15

曇り時々晴れ

• ノスリＳＰは標高2000m位の尾根筋で、気づいたときは帆翔を終了し遠ざかりつつあるときでした。確証は持てませんが、ずんぐりむっくりの姿、平らか浅いV字型の帆翔、腹の模様からノスリではないかと思いました。
• ヤマドリは不動岳手前、標高1600m位の山道を登っていて、こちらに気づき慌てて飛び上がってくれ、分かりました。尾の長い尾が長く♂の様でした。久しぶりでした。
• ルリビタキは不動岳 標高1770m位の鎖場の緊張後に休んでいると♂♀ 4，5羽の群れが近づいてきました。そのうちの 1羽は目の前のナナカマドの赤い実を啄んでいきました。実を銜えたかと思ったらじきに落としてしまったので、大きくて無理だった様に見えましたが、噛むだけ噛んで液を呑んでいたのかも知れないと勝手に想像しました。
• ここでもウグイスは存在を示していました。短く「ケキョ」でしたが。
• メボソムシクイも囀りは少なかったですが午前中に何度か聞こえました。
• 川場剣ヶ峰 標高2083m 付近で霧に包まれましたが、歩いていると「ピー」という声と共に鋭い羽音が一斉に起き数十羽の小鳥が舞い立ちました。数十羽の小鳥は雰囲気からアトリの群れではないかと思いましたがどうでしょう。もう来ているのでしょうか。「ピー」という声は 1羽のみでしたので他の鳥ではなかったかと思っています。
• ホシガラスは2000m位の尾根筋でシラカバの大木の写真を撮っていると、数羽が移動してきてその木にも止まりました。群れで過ごすということが分かりました。
• カケスは野営場の少し上、標高1300m台の森で鳴いていました。ホシガラスとはだぶらない様でした。

• 紅葉は標高 1400m辺りまででそれより上は山道に落ち葉が積もっていました。
• その上はナナカマド等数種の赤い実が見られました。

• 参考にならないコース・タイム
  川場谷野営場（05:55）-（06:30）最初の分岐 -（08:05）カニのよこばい - 不動岳 -（09:15）前武尊（09:30）-（09:50）川場剣ヶ峰北峰（10:00）-（10:40）家の串岳 -（11:08）中の岳南の分岐（11:10）-（11:20）三ツ池 -（11:43）沖武尊（12:15）-（12:35）中の岳南の分岐 -（13:03）家の串岳 -（14:20）前武尊（14:30）-（15:00）OGNAスキー場・天狗尾根分岐 -（15:45）最初の分岐（15:50）-（16:15）川場谷野営場
  * 数字は時刻です。鳥見・花見・休憩等をしながらのノンビリ・タイムです。
  

沖武尊から中の岳方面を望む

群馬県／尾瀬

2013年07月18日　05:45 〜 16:00
曇り時々雨一時晴れ

• 暑い東京を後に遙かな尾瀬へ。尾瀬はとても涼しくて 1日行動しても 600mｌのペットボトルが残るほどでした。
• 初日は鳩待峠からアヤメ平経由で富士見峠への尾根道歩き八木沢を下って見晴十字路へ。そのまま原を突っ切って豪快な三条の滝を見て原を戻り東電小屋まで。
• 初めて泊まる尾瀬の山小屋でしたが、東電小屋はとても清潔で快適でした。お風呂にも入れさっぱりしました。夕食後に自然解説会が開かれたようですが、案内のアナウンスを夢うつつで聞きながらも眠りこけてしまい、お話は聞き損なってしまいました。結局10時間たっぷり爆睡しイワツバメの声で目が覚めるまで夢も見ませんでした。皆さん！眠れぬ熱帯夜対策は尾瀬がお勧めです。
• ワシタカＳＰは夕方赤田代の辺りで直線的に飛んでいました。下面は白っぽく、小さく感じました。チョウゲンボウかなという気がしました。
• アマツバメＳＰは見晴にて。ハリオアマツバメの様に見えましたが判然としませんでした。
• イワツバメは赤田代の辺りを飛び回っていました。また、宿泊した東電小屋に巣があり小屋の窓から飛び回っているのがよく見えました。
• ハクセキレイは見晴や東電小屋等の広場で飛び回っていました。尾瀬ヶ原の湿原では見かけませんでした。
• ミソサザイ、ウグイス、メボソムシクイ、キビタキは鳩待峠から富士見峠を経て見晴に出るまでの林の中で声を聞きました。沼尻川まで下りてきて漸くキビタキを見ることが出来ました。
• ウソは鳩待峠〜横田代間で。♂♀が木道づたいに移動していました。♂♀共に色鮮やかに感じました。夏は冬よりも色彩が鮮やかなのかと思いました。

2013年07月19日　06:30 〜 12:30
曇り時々晴れ

• 2日目は尾瀬ヶ原を横断して鳩待峠へ戻るだけ。のんびり道草を食い食い歩きました。牛首まで進むとバスツアーの参加者がぞろぞろ歩いてくるのとぶつかり、流石は最盛期の尾瀬だなと思いました。
• キジバトは山ノ鼻にて。大勢の人の行き交う場所でキジバトの声を聞き、「らしいなぁ」と思いました。
• 牛首分岐で休んでいると上空をヒメアマツバメが飛び回っていました。近づいてくる時は喉の白が、遠ざかる時は腰の白が目立ち、シグナルのようでした。
• ヨッピ川沿いの道でホトトギス、キセキレイ、モズ、ホオアカ、ハシブトガラスを見ることが出来ました。
• ホオアカは番で、♂はいつまでもソングポストで囀っていて、♀が腰高の草むらで、むしろこちらに姿を見せるようにしていました。巣でもあったのでしょうか。
• ハシブトガラスは白樺をバックに羽繕いをしていました。ここではどんなものを食べているのでしょうか。

群馬県／多々良沼

2008年01月28日　06:55 〜 10:00
晴れ

• 白鳥に会いたくて（一方的ですが）今年も出掛けました。沼に着く直前に真っ赤な太陽が林の向こうからポクッと上がってきました。久しぶりに見た日の出でした。弁天様、彫刻の小道（松林）、野鳥観察棟、ガバ沼と回りました。白鳥は今年は120羽程来ているそうです。
• カイツブリは10数羽の群れが弁天様の西側沖に見えました。群れを作るものなのですね。
• 弁天様の前から見て沖合にカンムリカイツブリとミコアイサの30羽程の群れが浮いていました。遠目ですがミコアイサの♂の冠羽がやけに目立ちました。
• その手前にコハクチョウの群れが二つ。一つは氷の上で眠っている様で、一つは溶けた水面に浮かんでいました。両方で100羽近くいるようでした。日が昇るに連れて、水面に浮かんでいる群れは鳴いたり、羽ばたきをしたりし始めて、一部は数羽ずつ西の方へ移動し始めました。家族毎でしょうか、優雅な白鳥の飛翔はとても良い目の保養になります。
• カモ類は弁天様側にいくつかのカルガモの群が、野鳥観察棟とガバ沼にはオナガガモの大群が見られました。
• 彫刻の小道の前の公園は一年経ってもあまり造成が進んでいないようでした。沼寄りの木にオオタカが止まっているのを見つけ、望遠鏡でよく見ようと構え直すと、煩そうに飛び立ってしまいました。
• その上空を沼の方からミサゴがやってきて松林の向こうへ飛んでいきました。大きいですね。
• 弁天様の西側奥の干潟状の所ではツルシギが 2羽歩き回っていました。遠目にも赤い脚が目立ちました。サギ類も沢山見られました。

• 多々良沼・ガバ沼の月別リスト

群馬県／白砂山

2002年09月22日　07:00 〜 14:45
曇り時々薄日

• 野反湖（1514m）の登山口から往復しました。鳥を見たのは登山口駐車場から標高 1800mあたりまでの往路。下山時は静かで 1600mあたりの笹藪に黒いシルエットの鳥が何羽か見た以外は殆ど鳥は見られませんでした（この鳥はアオジかも知れない）。
• キジバトは 1羽。明るくなる頃には駐車場を歩き回っていました。
• ウグイスは売店や駐車場の周りの笹藪で笹鳴きをしていました。囀りは聞こえませんでした。登山道に入ってからは気配はありませんでした。
• メボソムシクイは登り初めてすぐから 1800mくらいまでの間の樹林帯で良く鳴いていました。藪から出てきたのを近くで見ることが出来ました。小雨覆いの前部の白い点と大雨覆の縁の白線が目立ちました。
• エゾビタキはハンノキ沢へ降りる林の中で。よく目立つ木のてっぺんにいました。
• ヒガラもハンノキ沢の谷筋。エゾビタキと混群のように見えました。
• アオジは比較的上部。1900m近くか。
• 堂岩山（2051m）から先は樹林帯を抜け見通しの良い尾根となるが鳥の姿は無く、何度か「チィ、チィ」と言う声のが聞こえていたのみ。この姿はとうとう見られなかった。環境からカヤクグリかも知れない。
• カラスＳＰは駐車場近くの湖岸で。双眼鏡が間に合わなかったが以前の経験からハシボソガラスか。

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